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『蜜蜂と遠雷』の次の読む、恩田陸『チョコレートコスモス』《読書感想・レビュー》

投稿日:2017年3月8日 更新日:

こんにちは、かのです。
新サイト一発目の記事は恩田陸さんの『チョコレートコスモス』です。

直木賞をとった、『蜜蜂と遠雷』と同じ著者で、雰囲気がちかいとTwitterなどで紹介されていて気になっていた1冊でした。

チョコレートコスモス 読書ノート

 

テーマは天才

物語の中心にいる少女、飛鳥は興味のままに突き進む天才です。
そして、自分の才能に無頓着で、人間臭さの足りない、天才少女。
物語の中では、飛鳥に才能に気付き、驚く周囲人々の視点で描かれます。

幽霊?夢?

書き出しの部分、神谷という脚本家が不思議な少女をみつけるところから話ははじまります。読みながら、一度は理解が出来ず神谷と一緒に…

かの
これは夢?幽霊?

と頭を抱えてしまいました。
冷静になって読んで、その少女が天才だとわかれば、次の展開へついていけるようになりました。

天才

天才って、身近ではなかなか出会ったことはない…気がします。

あ、でも勉強が飛び抜けてできる子がいましたね。
あの子は天才だと思います。

「勉強は毎日するもんなので、別に頑張ったりしないんです。」
また、「1番とって普通なんです」とも。

爽やかに勉強に取り組んでいました。
ときに、友達とじゃれ合いながら教えてくれたりもしました。

この小説の主人公もそうですが、努力を努力と思わず、やり続けるのは才能だなと本当に思います。

飄々と上を駆け上ってる人を見ると、『天才』という言葉をつけて特別扱いしたくなりますね。
それって、嫉妬心もあるんだろうな…。

それに比べ凡人のわたしは、日頃から「がんばっとる!」アピールをするのがダイスキです^^;
つくづく、凡人だなぁと思いますよ。
才能を少しでも感じたらドヤ顔したくなりますしね 笑

 

 

恩田陸もまた天才

著者の恩田陸さんも天才ですよね。
文章力で、グイグイ続きを読まされるような本です。

青春とか熱い気持ちを描かせたら、本当にすごい!
普通の小説って、主人公の心情であり内情は鮮明に描かれますが…。
周りの人間はどこか背景っぽく描かれる気がします。

『夜のピクニック』、『蜜蜂と遠雷』、『ユージニア』にも共通することですが、周囲の人間の心の奥。信念みたいなものまで見せてくる。

読み進めるたびに、

かの
この人はどんな人間なんだろう、こっちのひとはどんな人なんだろう?あっちは?

って興味が湧いてしまう。
主人公だけを追い続けるのではなく、その他多数も追いかけたくなる。
すべての登場人物の人間性が描かれてるんですよね。

そういうのって、恩田陸さんの特徴だなと思います。

 

 

続きが読みたい作品!

実はこの話の、あとがきを読むと『ダンデライオン』なる続刊があると書いてあります。
しかし、調べても出てきません。

どういうことかというと、残念ながら連載途中で未完となってるようです。
ほんとうに読みたい!あの無頓着な天然天才少女がどう、悩み葛藤して成長するのか見たかった!

チョコレートコスモスの上演様子とかも...。

続き書いてくださらないかな〜。

まとめ

やった!直木賞!小説の中のピアノが鳴り響いて眠れない『蜜蜂と遠雷/恩田陸』《感想・レビュー》

もくじ祝 ☆ 直木賞受賞眠れないあの日のこと【実話】本の紹介も少しだけ… 祝 ☆ 直木賞受賞 2017/01/19直木賞が発表になりましたね! わたしの去年No1の小説だと思った『蜜蜂と遠雷』が直木賞 ...

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かの
『蜜蜂と遠雷』が好きならこっちも読むべき!

そう言い切れる一冊です!

 

 

 

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