小説-フィクション

《読書感想・レビュー》虹を待つ彼女/逸木裕、著

投稿日:2016年11月28日 更新日:

こんにちは、かのです。
今日は、『虹を待つ彼女』をご紹介いたします!

かの
終着点はどこなのか、最後まで展開が読めない1冊です。

虹を待つ彼女

 

あらすじ

二〇二〇年、人工知能と恋愛ができる人気アプリに携わる有能な研究者の工藤は、優秀さゆえに予想できてしまう自らの限界に虚しさを覚えていた。
そんな折、死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。
試作品のモデルに選ばれたのは、カルト的な人気を持つ美貌のゲームクリエイター、水科晴。彼女は六年前、自作した“ゾンビを撃ち殺す”オンラインゲームとドローンを連携させて渋谷を混乱に陥れ、最後には自らを標的にして自殺を遂げていた。
晴について調べるうち、彼女の人格に共鳴し、次第に惹かれていく工藤。
やがて彼女に“雨”と呼ばれる恋人がいたことを突き止めるが、何者からか「調査を止めなければ殺す」という脅迫を受ける。
晴の遺した未発表のゲームの中に彼女へと迫るヒントを見つけ、人工知能は完成に近づいていくが――。

本屋で美しい表紙に吸い寄せられました。

あらすじを読むとオンラインゲーム、人工知能というキーワードが並びます。
私の好みにピッタリと思い、即レジに向かいました。

読み始めると止まりませんどう物語が始まりのか展開するのか終着するのか予測がつかずワクワクしっぱなしでした。

主人公は、優秀過ぎて癖が強すぎる工藤。
そもそもこの工藤の行動事態が予測ができないんです。
だから、どんどん話に引き込まれていってしまう。

かの
驚かされっぱなしでした。

吸いよせられる表紙について

ちなみに、表紙は loundrawさんの作品
住野よるさんの本(『君の膵臓をたべたい』等)も書いてる人です。
いつ見ても吸い寄せられてしまいます。
透明感のある水色がすごくきれいです。
世界観にも、立ち尽くす彼女も、ぴったり合っていました。

人工知能の危険性とポケモンGO

読みながら、ポケモンGOと、近いもの感じました。
ポケモンGOは人の不注意による事故が起こり、どんどん機能に制限が加えられていっています。
そこが、この小説内にでてくる主人公が制作している、人工知能アプリ(フリクト)に重なって見えました。
新しいアイディアって、人の使い方ひとつでどんどん面白いものになります。
でも人間が使うからこそ、安全に使えなかったり、傲慢に使いすぎたりして、作ってる側が予想もしてないことになったりします。
その結果、どんどん開発者の意図が削られていく・・・。
面白ものを作るという視点でみると悲しいことですね。
仕方ないのかもしれないけれど・・・。

ポケモンGOはこれからどうなるんだろう。

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